「飛騨う米」の生い立ち
今から71年前、私の父は現在の岐阜県下呂市から、ここ岐阜県高山市上野町に開拓者として二十歳で入植しました。
生まれ故郷の土地を売り、ここ上野町に1haの土地を買い大きな夢を持ち、毎日母や一緒に来た開拓者仲間と共に水路をつくり、水田を開墾したと聞きます。
当時は、作業効率のいい農機具や化学肥料、農薬もない時代。父は牛を使い田を耕し、
牛の糞尿で土を肥やし、稲作をして米を作り売り、家族を養ってくれました。
これが「飛騨う米」の原点です。
今では牛、米、野菜と農業は分業化され、
昔ながらの当たり前だった循環農業はどこを探してもありません。
私が父の後継になったのも、父の米がおいしく、
私の子供が生まれたら、この安心安全なお米を作り食べさせたいと思ったからです。
牛糞堆肥を使い有機肥料100%にし、農薬は極限まで減らし、
大自然豊かな乗鞍山系の夏でも冷たい水、この安心安全という証拠、岐阜県GAPを取得しました。
米は一年一作、今年で70回目の米作り。
開拓者の誇り、それが「飛騨う米」です。
循環農業で育てた飛騨牛登録農家のお米、岐阜県産コシヒカリ『飛騨う米』
株式会社拳(こぶし)は、牛を育てながら循環農業でお米を育てている飛騨牛の登録農家です。
有機肥料等を使用し、農薬を最小限に抑えた「特別栽培米」基準で生産しております。
飛騨牛の母牛には、田んぼでとれたワラや野草、精米から出たヌカを与えて育て、モミ殻は母牛の敷物として使い、丈夫な子牛を産んでもらっています。たい肥を半年ほど熟成させ田んぼに返し、長く寒い飛騨の冬を迎え、春に田植え、夏に草刈、秋に収穫しております。
自然の循環を活用し元気に育ったお米、岐阜県産コシヒカリ『飛騨う米』は、ふっくらと炊き上がり、程良い甘みと粘りが絶品です。
※モミ殻、野草、ヌカは、それぞれ時期により木クズ、輸入乾草、配合飼料となる場合がございます。
当社の生産飛騨牛「孝隆平」(たかりゅうだいら)は、県畜産研究所の能力検定にて、県内歴代最高の肉質能力を有することが判明されました。
農業へのこだわりや思いを皆様にお伝えしてまいります
BLOG
作物やスタッフのことをより知っていただけます
一粒多笑 (いちりゅうたえむ) 一つの種から多くの笑みが生まれるお米
「飛騨う米」
CONCEPT
「特別優秀賞」を受賞した実績を持っています
山々から流れてくる澄んだお水を使用して栽培した「飛騨う米」は、2018年に行われた食味分析鑑定国際大会コンクールにノミネートされ、「特別優秀賞」を受賞した実績がございます。世界各地から5,717点が出品された中での、非常に嬉しい審査員評価です。更には、2019年と2020年でも続けて「特別優秀賞」を受賞しました。
岐阜の豊かな自然環境の中で栽培されたこの商品を、ぜひ一度味わってみませんか。ふっくら炊き上がる粒に適度な甘みと粘りがあり、その味わいは絶品です。有機肥料を中心に用い、できる限り農薬の使用を抑えながら栽培していることから、安心できる農作物をお求めの方にも最適です。
上質な岐阜のお米を皆様にお届けいたします
SERVICE
品質と味わいの両方に自信がある岐阜のお米です
高山市から全国の皆様に美味しいコシヒカリをお届け
ACCESS
GAPとは、農業において食品の安心と労働の安全、そして環境保全などが一定基準を満たしている場合に受けられる認証です。栽培している「飛騨う米」は岐阜県GAPを取得しており、安心してお召し上がりいただけることが証明されています。味わいも、程よい甘みと粘りが楽しめて、美味しいとお客様から好評です。この自慢のコシヒカリを、全国の皆様に向けて販売しております。